開創1300年を迎える名刹「五台山・竹林寺」にて、ソニフィデアがサウンドアートで空間をプロデュース。3/11~4/9まで春会期を開催。

| SHIKOQUE編集部
FacebookTwitterLine

1300年という歴史を誇る、四国霊場第三十一番札所 五台山 竹林寺からアートプロジェクトの紹介です。


ソニフィデア合同会社(宮城県仙台市、代表:及川潤耶)は、五台山竹林寺(高知)の開創1300年記念事業にて、竹林寺の伝統的な空間とサウンドを融合したインスタレーション「宿り音(やどりね) ~ともしびのありか~」をプロデュースすることをお知らせします。世界的に活躍するサウンドアーティスト・及川潤耶が、参道と書院を演出。普段と異なる感覚をもたらす回遊体験を、訪れる方々に楽しんでいただくことを期待しています。なお春会期は2023年3月11日〜4月9日までを予定しています。

竹林寺は僧・行基により724年に開山。真言宗智山派に属し、四国霊場八十八か所で唯一、文殊菩薩を本尊とする寺院であり、多数の文化財を抱える名刹として知られています。2023年に開創1300年を迎え、春秋二期にわたってさまざまな記念行事が行われます。春期は50年に一度しか公開されない秘仏本尊の特別ご開帳をはじめ、行基像の初公開、書院襖絵が特別公開されます。この特別な節目にあたり、ソニフィデアは深い歴史と文化と自然を携えた竹林寺の境内を、「宿り音~ともしびのありか~」と題して演出します。

  • 「宿り音 ともしびのありか」について

「宿り音(やどりね)」は、ソニフィデア代表である及川潤耶によって、2019年にスタートしたサウンドアートプロジェクトです。春期記念事業では、本堂に続く緑豊かな参道を音響で演出し、訪れた人々を迎えます。また、日本画壇の巨匠・堂本印象画伯の襖絵の特別公開が行われる書院とその庭園を音で彩り、内面的な感覚に訴えるような音響空間を設えます。芸術家が灯す音が生き物のようにたゆたい、変容し、空間に宿る「宿り音」の世界をお楽しみ頂きながら、1300年の時の中でともしびのように人々を導いてきた竹林寺の景観をじっくりとご堪能ください。

書院外観

  • 展示概要

主催:竹林寺
企画:株式会社オフィスパートナー
芸術監修:及川潤耶
後援:高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、FM高知
音響・設営協力:能美亮士(Music of New Reference)
サウンドインスタレーション「宿り音 ~ともしびのありか~」
会場:竹林寺境内および書院
日時:2023年3月11日(土)~4月9日(日) 9:00 ~ 17:00
夜間拝観:期間中毎週土・日曜日 17:30~20:30(最終入場20時まで)
拝観料:無料
竹林寺書院(※):大人1000円・高校生以下400円
団体(15名以上)大人800円・高校生以下350円 未就学児無料
 ※同時開催中の堂本印象画伯襖絵展示(出展作品「風神」「雷神」「太平洋」「瀬戸内海」)、および、「名勝庭園」と「宝物館」を拝観することができます。

住所:四国霊場第三十一番札所 五台山 竹林寺(高知県高知市五台山3577)

備考:

 ・4/15~5/14まで、秘仏本尊文殊菩薩他の特別ご開帳も開催。
 ・秋期にも別の企画を予定しています。詳細は決まり次第お伝えします。

特設サイト:https://chikurinji1300.jp/
 


緑に包まれた境内で行われる特別なアートイベント、是非あなたの五感で音の空間芸術を体感してみてください。

2023.03.01 / ソニフィデア合同会社
FacebookTwitterLine