いまや全国に約1400万枚設置されているというマンホールの蓋。観光地やゆるキャラなど、その土地をPRするのに重要な存在になっています。
そのデザインマンホールのルーツとは?
調べてみると、昭和52年沖縄県那覇市で、下水道のマンホールにたくさんの魚のデザインを施したことが始まりでした。(下画)中央には那覇市のマーク。まわりを囲む魚はガーラ(和名:アジ)です。「下水道できれいになった水の中で魚たちが喜び、群れて遊ぶ様子」をイメージしているそう。
このデザインマンホールはとても評判になりました。市民の関心を集め、下水道の普及率を向上させ、海や川の環境美化が進むきっかけにもなりました。その後、各市町村でもマンホール蓋にデザインが行われるようになり、今や世界に類のない日本独自のサブカルチャーにまで成長することになったのです!デザインマンホールが“日本独自の文化”だったとは!驚きですよね。
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また、そのデザイン性の高さもあってなのか「マンホールカード」というコレクション魂に火がつく代物まで登場しています。種類は、941種!(全国の653自治体・3団体/※2023年7月現在)各地の下水道関連施設や観光案内所等で、な・なんと!『無料』で配布されているんです。これは嬉しい〜!
下の画像に、マンホールカードに記載されている各項目がまとめられています。「地域」「都道府県」「市町村」「デザイン」など、自分の好きな集め方で楽しんでみてはいかがでしょうか?