バラエティ豊かなアンパンマン列車。特集第3弾は、文字通り「遊べる」ゆうゆうアンパンマンカーをご紹介します。
ゆうゆうアンパンマンカーの「カー」は、英語で「車両」という意味です。
気分は森の中のピクニック
ゆうゆうアンパンマンカーは、徳島県の徳島駅〜阿波池田駅間を走っています。大きなアンパンマンの顔が目印(反対側はばいきんまん)の黄色い車両が普通車両にサンドイッチされて走る姿を見ると心が和みます。
いざ黄色い車両に乗り込むと、森の中をイメージした賑やかな車内。緑色のシートに描かれたアンパンマンは、シートごとに違うポーズをしています。
窓のブラインドも緑色。全部下せば、たくさんのアンパンマンのなかまたちが本当に森の中で遊んでいるようです。
壁にはやなせたかし先生の直筆サインも。一見の価値ありです。
こんなの見たことない!走るプレイルーム
この車両には、実はもう一つのスペースがあります。それは、ゆうゆうアンパンマンカー最大の特徴であるプレイルーム。長時間列車に乗っていると飽きてしまう小さなお子さんでも、体を動かして遊べるプレイルームがあれば退屈せずに過ごせます。まさに「列車時間」を親子で楽しめるのがゆうゆうアンパンマンカー。
緑のシートがあるエリアからプレイルーム内に一歩入ると、床にも壁にも、あちこちに描かれた線路とアンパンマンのなかまたち。線路を辿りながら、靴を脱いでプレイスペースに突入!
サイコロ型やアンパンマンのなかまたちの顔の形をした大きなクッションで遊んだり、トンネルをくぐってみたり。飛んだり跳ねたりできる楽しい空間になっています。
日本でも数少ない、車内で思い切り遊べる列車です。
ゆうゆうアンパンマンカーの車内にも、予約したお弁当を受け取れる売店があります。たくさん遊んでお腹がペコペコになったあとに食べるアンパンマン弁当は、きっと特別な美味しさのはず。※剣山3号は売店の営業がありません。
列車旅のあとは秘境を楽しむ!
徳島駅発のゆうゆうアンパンマンカーの終着駅である阿波池田駅から少し足をのばすと、有名な祖谷のかずら橋があります。平家の隠し里だった祖谷は秘境としても国内外の観光客に人気です。かずら橋はここを流れる祖谷川に架けられた吊り橋で、シラクチカズラを編んで作られています。足元からは谷底が見え、歩く度にしなって揺れるので渡る最中に悲鳴をあげる人も。また、アトラクション感を楽しむだけではなく、新緑や紅葉など四季折々でその都度美しい景色を見ることができます。
ゆうゆうアンパンマンカーで癒された後に、歴史あるかずら橋のスリルと絶景を味わってみてはいかがですか?
「列車を楽しむ」だけではなく、「乗って楽しむ」ことができるアンパンマン列車。
今回はゆうゆうアンパンマンカーをご紹介しました。
ゆうゆうアンパンマンカーに乗るには?
ゆうゆうアンパンマンカーは、土休日・春休み・夏休みなどを中心に「剣山3号」「剣山5号」「剣山6号」「剣山8号」に連結して運転されます。
【徳島駅〜阿波池田駅】※通常期
大人 3,560円
子供 1,740円
●ゆうゆうアンパンマンカーの運転日はこちら
https://www.jr-eki.com/aptrain/naani/yuyu/jikoku.html
●ゆうゆうアンパンマンカーの空席情報についてはこちら
https://www.jr-shikoku.co.jp/01_trainbus/event_train/seat_info/yuyuanpan
●ゆうゆうアンパンマンカーの予約についてはこちら
https://www.jr-odekake.net/goyoyaku/
●動画で見るアンパンマン列車!JR四国公式アンパンマン列車チャンネルはこちら
https://www.youtube.com/@AnpanmanTrain
●ゆうゆうアンパンマンカーの運行区間はこちら
※掲載情報はすべて2024年10月現在のものです。