- 今回の紹介者
- 職業/鉄職人
越智 雅英
Masahide Ochi
越智 純子
Junko Ochi
夫婦で金属加工の工房「雅iron-works」を営む。ロートアイアンをはじめとする技術で金属を自由自在に形づくり、手すりや棚・看板・表札・花器など大きなものから小さいもの、繊細なデザインのものまでフルオーダーで手がける。
2人とも西条市出身。もともと、雅英さんは金属加工や溶接などを行うサラリーマン、純子さんはインテリアコーディネーター。ロートアイアンをはじめたのは、純子さんが仕事で見かけたロートアイアンを、ものづくりが好きな雅英さんに「こんなのやってみたら?」と勧めたのがきっかけ。鉄工の技術はあったもののロートアイアンの鍛冶に関しては0からのスタート。動画や洋書を見ながら完全独学、試行錯誤しながら制作をはじめ、サラリーマンとの二足のわらじ生活を続けること6年。「自分でおやりや。」という純子さんの後押しで、2018年に独立し「雅iron-works」を立ち上げた。「うちでしかできないこと。そんな仕事をもっと増やしたい。そのために“鉄”という素材がどのように形を変えるのか発信する場、うちでできることを表現できるギャラリーを作ることを目標に、ものづくりを続けていきたい。」と語る。
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来島海峡の多島美です。さらにおすすめなのは、マジックアワーの時間帯。日が落ちて、夜の帳が下りるまでの夕焼けの景色。季節によっては空が紫色とオレンジ色のカクテルみたいに見える多島美の風景を見ていると、なんだかノスタルジックな気持ちになります。亀老山から見るのもいいし、しまなみ海道のすぐ近く眼下で見ても素敵だし、どちらもおすすめです。
おいしいお店(飲食店)ではないのですが…推しスポットを紹介しても良いですか?地元、西条市の「旧西条藩陣屋跡」です。陣屋跡は周りが水堀になっていて、お掘内に現存する大手門は高校(陣屋跡に建てられた西条高校)の正門になっています。そして、倉敷のアイビースクエアでも知られる建築家の浦辺鎮太郎さんが設計した、四国で唯一の「愛媛民藝館」があるんです。民藝館の中には、作家さんの作品が買えるショップがあり、企画展なども定期的にされているので、よく行くし、地元なのでよく通ったりするのですが、行くたび・見るたびに素敵だなぁと思います。ゴールデンウィークのあたりはツツジが満開で、柳の新緑と水堀と相まってとても綺麗なんです。年に一回「民藝さんぽ」という陣屋跡周辺を回るイベントもあるので、ぜひその時期に行かれるのもいいのではないかと思います!
カニです!この辺でカニといったら「ワタリガニ」。
秋口のワタリガニがおいしい季節にお醤油とお酒で炊いてたべるんです。もうそれが大好きです。
西条祭りや新居浜祭りなど、愛媛の東予地方では派手なお祭りが有名なのですが、そのお祭りに絶対について回るカニ。西条まつりは別名「カニ祭り」って言われるくらいです。その時期にはスーパーにもワタリガニが並んでいて、親戚一同集まってオードブルなんかを囲むところにお酒と醤油で炊いた山盛りのワタリガニがあるんです。そこで「カニ食べ?」って。笑 小さい時から、一匹まるまるバリっと剥いて食べていました。大好きです。
塩塚高原ススキの景色と早朝の雲海。夏の終わり〜秋の早朝に綺麗に見れます。
キャンプが好きでいろんなところへ家族で行っていたのですが、ある時、塩塚高原に行ったんです。雲海が見れることは知らなかったんですけど、朝起きたら雲海ができていて「すごいなぁ!」ってびっくりして。それからは家族で何回も行くようになりました。あれは力をもらえる気がしますね。ここが一番綺麗だと思います。
香川、愛媛、徳島、高知。4県それぞれ特徴があって個性的なんですけど、4県に共通しているのが、山と海と川が近くにあってぎゅっと固まっているっていうところ。その日の気分で、今日は山!みたいな感じですぐに行ける。車は必須ですけど。笑 そういう遊び方ができるんじゃないかな と思います。
いつも、「自然はインスピレーションの源」だと思っているのですが、四国の豊かで素朴な自然に身を置くと、いい“ひらめき”があるかもしれません!