- 今回の紹介者
- 職業/認定NPO法人理事長
中橋 惠美子
Emiko Nakahashi
認定NPO法人わははネット理事長。慣れない県外での子育てで苦労した自身の経験から、気軽に親子が集まり育児の悩みや情報を共有できる場を作りたいと、1999年に子育て支援サークルを設立。以来、すべての母親とこどもの笑顔のために、子育て応援タクシーや情報配信をはじめとする様々な取り組みを行う。2018年には功績が認められ、秋の褒賞にて全国で2人目の「女性活躍推進功績」にて藍綬褒賞を受賞。2022年には、讃岐おもちゃ美術館をオープンし館長に就任。こどもは勿論、ひとを愛し、地元を愛する、さぬきのおかあさん的存在。
■ 認定NPO法人わははネット [ 公式サイト ]
讃岐おもちゃ美術館です。館内にあるのは、ガラスケースに展示されているのではなく触れて遊ぶことが出来る一流の伝統工芸品です。香川県は伝統工芸がとても多いんです。自然の材を使った庵治石のゆりかごや、讃岐かがり手まり、小豆島の木桶、漆の滑り台など、子供達が遊んでいる中で香川の誇りを身につけて欲しいと思っています。
飯野山や溜め池などの自然もギュッと凝縮されていて、2時間で香川県を満喫できる、どこにもない美術館だと思います。
坂出市の沙弥島から見る瀬戸大橋の風景です。坂出市出身なので、沙弥島には小さな頃から自転車でよく行っていました。私にとってはホーム的な景色で、友人が来た時は絶対に連れて行きます。
坂出市の日の出製麺所さんです。ご近所のお友達で、親しくさせてもらっています。元々は製麺所なので卸しかしてなかったのですが、うどんを買いに行く時に自宅から器と薬味を持参して、お店で食べていたんです。居合わせた他のお客さんにも薬味をお裾分けしたりしていたら、いつも持ってきてもらうのも申し訳ないからと、お店に薬味が置かれるようになったんです。今の日の出製麺所さんのスタイルの原型は、私です。笑
坂出市発祥の金時みかん(小原紅早生)です。瀬戸内の小魚も美味しいですね。
三豊市の志々島です。景色と、そこに住んでいる方の笑顔がセットで大好きで、行くたびにホッとします。志々島の大楠はいつ見ても感動しますね。有名になった天空の花畑をずっとお世話されている高島孝子さんとはお友達で、年に何度か会いに行きます。
わははネットがある(高松市の)丸亀町商店街のように新しいものもあれば、四国遍路のようなスローな観光も出来るところです。4県が高速道路で結ばれているので、例えば1泊2日でもかなりの場所を巡ることが出来ますし、逆に、ここ!という場所をじっくりと訪れることができます。
それに、お接待の文化があるので「人がいい」です。
せっかくなので、地元の人と交流して欲しいです。例えばおうどんを食べに行った時など、「どんな食べ方が美味しいんですか?」って隣の席の人に聞いてみると、「この天ぷら載せたら美味しいで!」って返ってくるような。そうしたら、人の魅力が伝わると思います。