<四国八十八ヶ所第38番札所>四国の最南端、足摺岬に位置する寺院
弘仁13年(822年)、弘法大師空海が49歳のころに建立されたといわれています。四国の最南端、足摺岬を見下ろす丘の中腹にある金剛福寺の境内は、120,000平方メートルを誇る大道場です。第37番札所の岩本寺からは80余kmと全札所間のうち最も長い距離となっており、歩けば約30時間、3泊4日はかかるまさに「修行の道場」です。足摺岬という名前の由来についてはいくつかの説がありますが、いずれもここ金剛福寺に関係しています。金剛福寺から足摺岬灯台までのエリアには遊歩道が整備されており、一時間ほどで散策できますが、そのエリアにあるのが“足摺七不思議”と呼ばれる、弘法大師ゆかりの伝説が残されている奇妙ないわれを持つ自然物です。
住所 : 高知県土佐清水市足摺岬214−1