紅まどんな:ミカン属・タンゴール類

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「紅まどんな」の名前で親しまれていますが、実は正式名称は「愛媛果試第28号」

「紅まどんな」はJA全農えひめの登録商標で、出荷前には外観、着色、形状や光センサーによる糖度測定など、とってもとっても厳しい選別が行われます。その基準から漏れたものや農家さんが独自で出荷販売しているものは、「あいか」「瀬戸のまどんな」「媛まどんな」など、それぞれの名前で出荷されています。

たまに「紅まどんな」と思って買ったら「媛まどんな」だった!なんてこともありますが、名前は違えどものは同じ。どれもとっても美味しいです!

ちなみに「紅まどんな」という名前は夏目漱石の小説「坊っちゃん」に登場するマドンナに由来しているそうですよ。

手でむけないこともないですが、皮が薄く果肉がとにかく柔らかいので、けっこう崩れやすい・・・。カットして食べるのがオススメです。

さて、味の特徴によく「ゼリーのようなプルプル食感」と表現されていますが、まさにその通りで、これでもかというほど果汁をたっぷり含んだ果肉が、食べたときに溶けるように口の中に広がります。別名「樹になるゼリー」とも言われているようですね。なんという特別感。

さすが、高級カンキツと言われるだけあります!

ただ、甘味が濃厚で酸味が控えめなので、カンキツの酸味が好きな人には少し物足りないかもしれませんね。

とはいえ、一度は食べていただきたい愛媛のオリジナルブランドです!

※紹介している柑橘の特徴は、pepe の独自基準に基づいたものです。

pepe
愛媛県生まれ。メガネは頭に乗せがち、そしてアイスは冬に食べがち。海外留学から舞い戻り、えひめ愛をチラつかせながら四国の魅力を再発見中です!
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