贈答品としても人気の高い「せとか」。
それもそのはず、せとかは「柑橘の大トロ」と呼ばれていて、とろける食感に濃厚でジューシーな味わいは絶品そのもの!
外皮が薄く果肉も柔らかいので、傷つきやすく繊細。その上せとかの樹の枝には鋭いとげがたくさんあるため、摘果・遮光・枝吊り・袋がけなどの栽培の手間に加え、果実を守るためにトゲを取り除くことも不可欠なんだそうです。
その栽培の難しさから流通量も少なく、希少価値の高い品種。
・・・そう、なのでお値段が少々お高め。
1玉300~600円程度。高いものでは1玉1000円ほどにもなります。・・・高いっ!
ですが食べてみると、なるほど、お値段以上の価値ありでした!
ずっしりと重いその果実は、1玉だいたい一つ200g~300gの間で、タンゴール類の中では比較的大玉です。酸味は控えめで、粒が柔らかいのでジューシーさがより際立っていて、濃厚な甘みをしっかりと感じられます。外皮が薄いのでどうかな?と思いましたが、手でも割とスムーズにむくことができました!
贈り物なら立派なものを選びたいですが、自分へのご褒美なら訳あり品でも十分にその贅沢を味わえますよ。
※紹介している柑橘の特徴は、pepe の独自基準に基づいたものです。