はじめまして。
サービスエリアが好きです。パーキングエリアも好きです。
用事はなくとも一周しないと、出発できない。フードコートのメニューを一通り確認しないと、注文できない。でも結局、ラーメン半チャーハンセットを頼む。展望台があれば登らないと、立ち去れない。早く出発したそうな妻を横目に、やたら大きな観光マップ看板をたっぷり眺め、隅っこにひっそり設置された遊具まで、しっかり確認したい。目的地は十分近いのだが、SA があれば立ち寄らなければ、気が済まない。
ならば、四国エリア全てのサービスエリア・パーキングエリアを、全て行ってみようと思います。
SA・PA お遍路と銘打ち、二十五ヶ所を巡ります。
ということで、第一弾(第一PA)。
「与島PA」
〜PA界のテーマパーク 王道にして至高。島国が生んだPA〜
一番好きなSA を聞かれて、与島SA と答えるのは、少し恥ずかしい。もっと渋いPA を答えたい。
でも、やはり与島PA は西日本最高のPA だ。
瀬戸大橋に差し掛かり、車窓一面、瀬戸内海ブルー。
カーナビからは、「香川県に入りました。」のアナウンス。
気持ちが高まりきった中、突如、瀬戸大橋の真ん中に現れる与島PA。
四国に上陸する前には、必ず立ち寄ってもらいたい。
四国旅行を凝縮したようなスポット。
瀬戸大橋からグルグルと螺旋状になった道路を降りていくと、立ち寄ることのできる与島SA。
まず、この螺旋のグルグル道路が良い。
巨大な建造物の麓に立てることにロマンを感じます。
誰が、いつ、何のために建てたのか、想いを馳せます。
瀬戸大橋を全身で感じながら、PA へ。
SA からの景色。良いです。賑わってます。
東洋のブルックリン。
与島SA の目玉は展望台と、さぬきうどんの専門店。
まずは、さぬきうどん専門店へ。
「架け橋 夢 うどん」。壮大な店名に胸は高まります。
名前に負けていない、美しい店内。全てうどん屋の客席。
おそらく、香川一上品なうどん屋。
オーシャンビューと本格讃岐うどん。
誰も想像しなかったような「夢」の組み合わせのうどん屋なんです。
メニューも本格。値段は讃岐うどん価格。
うどんは美味しいです。セルフスタイル。
展望台へ。
展望台に登らずに、次の場所へ行こうとする人っていますよね。
あれ、なんなんですかね。何のために旅行に来たのか、仲良くなれません。
展望台があれば、どんなに面倒でも必ず登ります。
瀬戸大橋も、瀬戸内海も完璧な展望台。
たとえ、この後の旅行が振るわなくても、この展望台での思い出や写真があるので、安心。
夜も、瀬戸大橋がライトアップされて良いです。
よしまルシェ。
よしまマルシェではなく、よしまルシェ。
お土産さぬきうどんだけでも、20 種類以上はある。
高知土産も。
もちろん徳島土産も。
広島土産まで。
誰が、いつ、何のために買うのか、想いを馳せます。
おしゃれなお土産コーナーの一角に、ひっそりとCD 販売。
非の打ちどころのないラインナップ。
サービスエリア内は、どこからでも瀬戸大橋を楽しめるつくりとなっている。
喫煙所からも、堂々と瀬戸大橋を臨むことができる。
わたるくん。(胸にわたると書いてある)
カメラ台になっており、利用している人は多かった。
わたるくんと写真を撮っている人はいなかった。
四国萌ぇ隊。
萌えキャラとなった四国4県(4 名)と写真を撮れる。
瀬戸大橋の象徴。
●ACCESS
香川県坂出市与島町587
●INFORMATION
・フードコート
08:00 – 21:00 / ※土日祝日07:30 – 21:30
(ラストオーダー 20:30 / ※土日祝日21:00 )
・架け橋夢うどん
10:00 – 16:00 /※土日祝日10:00 – 17:00
・ジェラート&ソフト
10:30 – 18:00
・売店
08:00 – 21:00 / ※土日祝日07:30 – 21:30
瀬戸大橋を渡る際は、ぜひ立ち寄ってもらいたいです。
世代を問わず、誰からも愛される与島PA。
時にはゆっくりと海を眺めて休むのも、素敵じゃないか、と思います。
さいごに与島PAで聴きたい一曲。