徳島市民の故郷山、眉山

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筆者は母が徳島市の生まれで、幼い頃はよく市内の祖父母の家に泊まりで遊びに行ったものです。その祖父母宅から常に見えていた山が眉山です。私にとっては第二の故郷の景色、徳島市民には日常風景といって良いくらい身近な存在ではないでしょうか。

標高は290mと低めですが、東西になだらかな丘陵地で眉の形に似ていることから眉山と名付けられたそうです。実は山頂部の眉山公園へはロープウェイや車で行けるので、歩いて登らなくて良いのです!しかし東側の眉山公園は最高点ではなく、縦走路を西へ行くことで本当の山頂へ辿り着きます。今回はせっかくなのでロープウェイや車を使わず、徒歩で最高点を目指すことにしました。

東側、阿波おどり会館からスタート

眉山は主に北・東・南に登山口がありますが、東は徳島駅も近い市街地なので、無料駐車場がありません。今回何故東から登ったかというと、東側の山頂駅と眉山公園の景色がお目当て。景色は東側の方が視界が開けていて良いのです。近隣の有料駐車場へに停め、ロープウェイの駅もある阿波おどり会館横を抜けて天神社へ。石段を上がると拝殿の隣に何やらハートの鳥居が。よく見ると全国でも珍しい姫宮神社。近くに諏訪神社があるからですかね。。。恋愛パワースポットらしいですが、筆者には関係ないのでスルーしました。

さらに石段を数百段登って(五百から数えるのをやめました)いよいよ登山道へ。道は正面へ真っすぐ伸びています。つまり急勾配という事ですね、ありがとうございます。

まるで樹海の坂道

途中までは石が敷かれているなど多少道っぽいところもあるのですが、基本的に剥き出しの岩肌と、張り巡らされた木の根の隙間を縫っていく悪路です。可能ならちゃんとした登山靴を着用しましょう!

休憩を入れながら登ること約1時間。ロープウェイの山頂駅へ到着。展望台があって市内と吉野川河口に淡路島、和歌山湾まで一望できます。奥にうっすら見えるのは紀伊半島でしょうか。広場には一等三角点もありました。北緯34°4′1″、東経134°32′16″、標高277メートル!でも筆者が目指しているのはここではありません。

眉山縦走路へ

その後、眉山公園の舗装された遊歩道や車道の上り下りを繰り返して東へ。今回のルートでは祖父母の家がある北側の絶景ポイントは探せませんでしたが、北側のルートだと一望できる場所があるかもしれません。

南側は見事に開けていて徳島県南部の山々まで綺麗に見渡せました。そして一度気付かず通り過ぎてしまったのですが、ひっそりとありました、眉山縦走路入口!

ここからの道は一言でいうと「獣道」で、斜面を横に歩いてる感じでした。写真ではわかりにくいですが、片方は谷まっしぐらの傾斜です。途中祠を通り過ぎて分岐点があるんですが、アップダウンを繰り返す縦走路のせいで感覚が狂ったのか、この標識で道を間違えました。最高点へは「地蔵院堰」方面が正解!登山アプリ様様です。

眉山最高点に到着

不安になるような道のりを経て、ようやく最高点へ到着。山名と標高だけが書かれたシンプルな看板と、石を積み上げられた場所に最高点の杭が立っています。この日は35℃を超える猛暑日だったのですが、温度計を見ると28.5℃。風が吹いて木が生い茂っていることもあり、とても涼しかったです。

意外とハードだった眉山

帰りは時間の関係もあり、来たルートをそのまま戻りました。余裕があったら反対側の地蔵越遍路道を下っていくのも良いかもしれません。反対に到着したら帰れないでしょって思うかもしれませんが、下山地点に自転車を置いて別の登山口から登るなんていうのは登山大好きな人には当たり前らしいです(友人談)。

今回の眉山は標高も低いから大丈夫だろうと高を括っていたんですが、正直今までの3回の中で一番きつかったです。最初の急勾配と登ってからのアップダウンが激しかったこと、少し体調が悪かったことが重なったせいもあるかも。

余談ですが、登山中の体調不良は本当に気を付けた方がいいです。途中で動けなくなったら場所によっては救助ヘリ案件ですから。あと深い山に登る際は、雨具、エマージェンシーシート、チョコなどの高カロリー携帯食、常備薬や携帯トイレの準備も念の為しておきましょう。体調が悪い時は思い切って中止の判断をするのも大事ですよ!

アクセスマップ・ルート情報

Tom40
香川生まれ香川育ち。バスケ観戦とゲームが趣味。 地元大好き人間ですが、インドア派なので数十年住んでいる今でも新たな発見があります。
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