株式会社ON THE TRIPは、小豆島交通(香川県小豆郡)と共同し、小豆島交通「島めぐり観光バス」の公式オーディオガイドをリリースしました。
株式会社ON THE TRIPは、小豆島交通(香川県小豆郡)と共同し、小豆島交通「島めぐり観光バス」の公式オーディオガイドをリリースしました。
島めぐり観光バスは、土庄港からスタートして小豆島の観光地を一日でめぐる観光バスです。はじめての小豆島でどのように観光するかお悩みの方や、レンタカーを借りずに島めぐりをしたい方にぴったりのコース。観光バスにはバスガイドが同乗していますが、また違った視点で旅を楽しみたい方へのサブガイドとして、海外観光客のサポート役として、活用することを目的としています。
映画の予告編でわくわくする気持ちが高まるように、バスの車内で次のスポットのガイドを聞くことで、観光の期待を膨らませます。
ガイドURL:https://on-the-trip.net/spots/585?locale=ja
ガイドを手がけたのは、国内の寺社や美術館、芸術祭などの公式オーディオガイドを制作する株式会社ONTHE TRIP( https://on-the-trip.com/ )。地図にマッピングされたスポットを、音声ガイドを聴きながらめぐることのできる、オーディオガイドアプリを制作しています。 日本語のほか、訪日観光客向けに英語、中国語にも対応しています。
バスに揺られながら小豆島時間を楽しむ
小豆島は、淡路島に次いで2番目に大きな島。日本でいえば宮古島、世界でいえばイースター島と同じくらいの大きさです。地形をよく見ると、「牛」のような形をしています。人口は25,000人ほどで、瀬戸内海では最も多くの人が暮らす離島です。
そもそも、なぜ小豆島という名前がついたのでしょうか?かつて応神天皇が、瀬戸内海に浮かぶ淡路島と小豆島を見たとき、山が少なく標高が低い淡路島を「あわき(淡き)島」と呼び、山々がある小豆島を「あつき(厚き)島」と呼んだのだとか。それが「あつきしま=小豆(あずき)島」の由来とされています。バスに揺られながら、高低差の激しい島の地形を楽しむことができます。
本ガイドは、小豆島を代表する5つのスポットを紹介しています。小豆島の最初の観光地として知られ、神話時代の物語が残る「寒霞渓」。江戸時代に始まった醤油づくり。その蔵がたくさん建ち並ぶ「醤の郷」も有名です。日本初のオリーブが芽生えた小豆島。オリーブの歴史を学べる「小豆島オリーブ公園」も外せませんね。忘れてはいけないのは、戦後の大ヒット映画「二十四の瞳」の舞台となった「二十四の瞳映画村」。ガイドでは、映画の1シーンをイメージできるように物語の一説を紹介しています。
このように、オーディオガイドでは、決して観光情報誌では知ることのできない、旅の視点が変わるサブルートへご案内します。
施設や自治体のオーディオガイドの無料制作を実施
株式会社ONTHE TRIP( https://on-the-trip.com/ )は、まちの歴史、その土地が持つ物語について丹念に取材を行い、まるで映画や小説のように人の心を動かす作品のようなガイドを制作しています。ガイドを聴くことにより、訪れた場所への理解が深まり、旅の体験がふくらみます。
現在、観光のDX化をしたい提携先の施設や自治体を募集しています。オーディオガイドは制作費を頂いてつくるものと、制作費を無料で実施する取り組みがあります。無料で実施する場合も、多言語(英語、中国語)の音声・テキストの制作、ポスターやMAPなど各種ツールのデザイン、WEB制作、書籍制作やデジタルマーケティングなど、ガイドに必要な制作物を無料でお作りいたします。
その代わりにオーディオガイドを含めた入館料を設定し、その料金をシェアしていただくという仕組みです。例えば、入館料が500円の施設の場合、800円に再設定していただき、その代わりに施設の情報や魅力を深く理解するためのツールとしてオーディオガイドを提供していただきます。差額の300円×利用者数の収益を、施設側とONTHE TRIPで、互いにシェアするという流れです。
この取り組みは、日本の文化財の入館料は他国と比べて安く、来場者がどんな体験ができるのか十分に伝わっていないという課題からスタートしました。日本の文化財には誇るべき物語があるにもかかわらず、まだまだその魅力を来場者に伝えられていません。私たちはこういった課題を、デジタルを使ってアップデートしたいと考えています。
詳細に関しては、下記のリンク先に掲載しております。お問い合わせ先より、ご連絡ください。
四国でも徐々に広がっているオーディオガイド。バスに揺られながら島を巡り、オーディオガイドでより深い小豆島の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。