「Experience is everything」。写真家・宮脇慎太郎がパンデミック以前の屋久島、そしてインド・ゴアへの旅を記録したトラヴェローグ(紀行)。1960年代に「部族」と称するコミューン運動を起こした詩人・山尾三省のことば、あるいは「ゴアトランス」などの音楽とダンス。カウンターカルチャーの源流を訪ねる途上で、人々や自然と濃密に触れ合った経験を自己省察的に語る。屋久島およびインドで撮影したカラー写真も収録。
サウダージ・ブックスより、写真家・宮脇慎太郎の旅行記『流れゆくもの——屋久島、ゴア』を刊行します。本書は2022年9月下旬より、サウダージ・ブックスのオンライン・ショップおよび直接取引店で販売します(取次経由の書店・ネット書店への流通は予定していません)。
旅行記
流れゆくもの——屋久島、ゴア
Floating Being: Yakushima, Goa
著者 宮脇慎太郎
発行 サウダージ・ブックス
B6判 92ページ(1色80ページ、カラー12ページ) 並製
定価 本体1800円+税
初版発行日 2022年9月30日
装丁・組版 川邉雄
校正 奥田直美
印刷・製本 株式会社イニュニック
紹介文
屋久島、そしてインド・ゴア。自分自身の音楽体験に導かれるようにして訪れた2 つの土地。そこで出会った風景と人々に向き合ってあらためて思い知ったのは、三省さんのいう「深い悲しみと 豊かさ」だったかもしれない。
旅は終わった。メロディーとリズムは鳴り止んだ。しかし静けさの中で流れは続く。アフターパーティーは始まったばかりだ。
——宮脇慎太郎