- 今回の紹介者
- 職業/四国カメラ部 代表理事

大坪 邦仁
Kunihito Ohtsubo
一般社団法人四国カメラ部の代表理事。自然豊かな四国の魅力と伝統文化を世界に発信することをスローガンに、四季折々の美しい自然風景や伝統文化を撮り続けている。四国の写真展を開催するほか、地域ごとのフォトコンテストの企画・審査などにも力を入れており、写真のチカラで四国を盛り上げるという思いでインバウンド・地方誘客・観光コンテンツ造成支援事業に取り組んでいる。
【雑誌寄稿・メディア他】
「デジタルカメラマガジン」表紙/「ライト&ライフ」表紙/「Discover Japan」寄稿/「フォトコンライフ」寄稿/「フォトライフ四季」表紙/「FM香川」JOY-U CLUB 出演/「RNB南海放送」Fnam 出演/「四国新聞」広告写真
【フォトコンテスト審査】
瀬戸内海国立公園指定90周年記念フォトコンテスト/三好市.千年のかくれんぼフォトコンテスト /坂出市フォトコンテスト/鬼北町フォトコンテスト /小豆島フォトコンテスト /四国カメラ部フォトコンテスト など

四国は自然や伝統文化・美食が楽しめる魅力的な場所です。4県エリアごとの僕のおすすめスポットを紹介します。
香川県なら日本庭園の美しさを堪能できる栗林公園や、785段の石段を登ると絶景が見れる金刀比羅宮、そして日本のウユニ塩湖とも呼ばれる幻想的な夕日スポット父母ヶ浜がおすすめです。讃岐うどん巡りとあわせて楽しむのも良いですね。徳島県は、世界最大級の渦潮「鳴門の渦潮」、世界の名画が超リアルに再現されている「大塚国際美術館」、外国人旅行者にも人気で秘境ムード満点の吊り橋「祖谷のかずら橋」、本場の阿波おどりが一年中楽しめる「阿波おどり会館」がおすすめです。愛媛県は、日本最古の温泉といわれジブリ映画のモデルの一つとも言われる「道後温泉本館」、サイクリストの聖地しまなみ海道、ロープウェイやリフトで楽々アクセスできる松山城、伝統的な町並みでレトロな町歩きスポット内子町がおすすめです。高知県は、坂本龍馬像が見守る太平洋の絶景スポット桂浜、カツオのたたきや地元グルメが勢ぞろいの「ひろめ市場」、日本最後の清流と言われる四万十川、そして「仁淀ブルー」と呼ばれる透明度抜群の仁淀川で川遊びや絶景撮影が楽しめます。

四国には美しい風景が多く一番美しいとなると選定に悩みますが、石鎚山の秋の紅葉風景と冬の霧氷風景は四国が世界に誇る絶景だと思います。西日本最高峰の石鎚山頂まで数時間の登山が必要ですが、ナイトハイクから山頂で日の出を待ち、朝日に染まる天狗岳の美しい光景が目の前に現れた瞬間は本当に苦労が報われる瞬間です。

香川県に住んでいる僕のオススメはやはり「うどん」です。最近ハマっているのは香川県高松市牟礼町にある「おうどん 瀬戸晴れ」。伊吹いりこや利尻昆布などを使用した上品な出汁と、国産小麦を100%使用し、独特の“むにゅもち”食感の麺が最高です!

香川県のソウルフードと言えば、讃岐うどんと骨付鳥を思い浮かべる方が多いですが、酒のつまみにもピッタリな郷土料理しょうゆ豆や、白味噌仕立ての汁にあんこ入りの丸餅を入れる香川県独特の雑煮、あん餅雑煮も美味しいですよ。
四国地方の魅力といえば、海・山・川といった様々な自然が織りなす絶景と、「よさこい祭り」や「阿波踊り」に代表される四国ならではの文化も見どころです。また、四国八十八ヶ所巡りの「お遍路」は世界的にも人気でスピリチュアル体験としての魅力があると思います。

四国はのんびりとした雰囲気がありつつも絶景や歴史、グルメを満喫できる魅力的なエリアです。豊かな自然や伝統文化・歴史を見ながら、地元グルメを堪能する旅行プランを考えるのも楽しいですよ!


