- 今回の紹介者
- 職業/桶職人
谷川 清
Kiyoshi Tanigawa
香川県の伝統工芸である讃岐桶樽を今に伝える、谷川木工芸の三代目。 サラリーマンを経て、父親である二代目の跡を継ぐべく桶職人の道に入り、 桶やおひつはもちろん、桶づくりの技法を活かして、弁当箱や家具など、新たな商品を生み出した。 中でも、電子レンジで使用できる「讃岐弁」シリーズは、全く新しい技法によって作り出された逸品。 おひつと同じように水分調整され、炊きたてとはまた違う味わいになる。 「余ったごはんを入れておいて、忙しい1日の終わりに温め直したごはんをお茶漬けにして、ほっと一息つく。 そういうものであって欲しい」 特別ではない、日々の暮らしの何気ない一瞬に寄り添うものづくりを続けている。
■ 谷川木工芸 [ 公式サイト ]
メジャーですけど、栗林公園っていいですよね。あそこに行くと、僕は時間が止まった気がするんです。観光するって言うよりも、公園の空気感の中で、散歩道くらいの感覚で過ごすのがいい場所だと思います。あと、塩江町にある大滝山県民いこいの森です。静かだし、川の音が聞こえて好きです。友達の相談事に乗る時に、よく行ってました。自然に囲まれた場所で話すと、悩みがどうでも良くなるんですよね。
「シンボルタワー」から見る、高松市の景色です。窓から外の景色が近くて好きです。結婚式は、シンボルタワーの中のALICE IN TAKAMATSUで挙げました。お昼も夜もいいですね。
三木町にある「味蘭」です。安くてメッチャ美味しい。オススメはカレーです。牛スジがゴロゴロ入っていて、食べ応えがすごいです。大盛りを食べ切るのに苦戦します。メガというサイズもあるので気になってますが、怖くて頼めないです。
高松市にある「武内食堂」のかしわバター丼です。スパイシーな味が苦手なので、あの甘辛い味がいいんです。カツ丼も焼肉丼も食べましたが、やっぱりかしわバター。店員さん含めて大好きです。
三木町の嶽山です。足を滑らせると落ちるんじゃないかっていう石垣のようなところを、鎖を握りながら登っていくんです。頂上は遮るものがないので、三木町が見渡せます。普通の登山に比べると、山は低いし楽ではあるんですけど、登った時に、やってやった感がすごく出るんですよ。あれはちょっといいですね。
香川、徳島、愛媛、高知、それぞれ全く違うので、観光するとなったら4つの個性を楽しめる場所だと思います。文化も、人の特色もぜんぜん違う。なのに、八十八ケ所を回ればひとつの場所としてつながれる。それが四国ですね。
観光地を全部見なくていいので、ゆっくり過ごしていってください。四国の時間の流れを感じて欲しいです。
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「高松シンボルタワー」からの景色
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三木町の「味蘭」
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「武内食堂」のかしわバター丼
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三木町の嶽山