- 今回の紹介者
- 職業/炭人
渡辺 一弘
Kazuhiro Watanabe
徳島県鳴門市で炭製品の販売を行う「徳島炭市場」代表。サラリーマン時代に「炭焼き」の魅力に取りつかれて脱サラ。炭文化の継承や、炭製品の開発に力を注ぎ、床下敷炭や天ぷら用竹炭、婚礼用竹炭、土佐備長炭を使った木酢液、食べられる竹炭パウダーなどを販売。「炭を使って健康・美容の役に立てたらうれしい」古き良き炭文化の継承と、かつて無かった炭製品の開発を志しながら、炭の普及に努める。
やはり、日本百名山にも名を連ねている剣山でしょうか。標高は1955mで西日本で2番目の高さですが、リフトや歩きやすいコースが整備されているので初心者の方でも安心して山登りが楽しめると思います。おいしい空気とキレイな水、タイミングが良ければ「雲海」に出会えたり。もちろん山頂からの眺めも抜群です。
自宅のすぐ近くに龍宮の磯と呼ばれている海岸があるんですが、干潮になると磯場と砂浜が陸続きになるんです。わたしが住む鳴門は古典文学の「太平記」に竜宮城の入口があると書かれていて、この伝説をもとに名付けられたそうです。左手に大鳴門橋、正面に淡路島、沼島を望める美しい砂浜で、特に朝の時間帯が気に入ってい ます。
鳴門市にある「カフェ ローズマリーズ」です。生パスタや本格的なスパイスカレーがとても美味しいんですが、楽しみはなんと言っても、食後に頂くダッチ(水出し)コーヒーなんです。8時間かけて水でゆっくりと抽出されたコーヒーは苦みが少なくさっぱりとしてるのに、深くて優しい味わいなんです。2F には地元作家さんのアートギャラリーも併設してるので、コーヒーを片手にゆったりアート観賞も出来ます。
徳島県民のソウルフードといえば「フィッシュカツ」や「竹ちくわ」が有名ですが、僕は竹ちくわのファ ンです(笑)。竹ちくわは竹に魚のすり身を巻き付けて焼いたもので、ちくわの中心に穴がなく竹がついたまま売られているんです。子どもの頃から竹ちくわにかぶりついていた記憶がありますし、今でも徳島名産の「すだち」をかけて食べています。お酒にも良く合いますよ!
見ると元気をもらえるのは鳴門の渦潮ですね。徳島を代表する観光スポットだと思うんですが、あの迫力は一度体験してもらわないとわかりません。観光船に乗って渦潮のすぐ近くまで近づく事ができるのでスリルも満点です。春と秋の大潮時には直径20mにもなる渦潮に出会うこともあります。こんな体験ができるのは世界中で鳴門海峡だけじゃないでしょうか!
四国の魅力と聞かれるとベールに包まれた島と答えます。私の仕事である炭焼きにも同じ事が言えるんですが、関わる度にまた知らない様々な発見があるというか、大自然の絶景や神秘的な伝説など、皆さんがまだ 知らない、感じたり体験した事のない事にたくさん出会える、それが四国だと思います。
不思議な伝説や伝承もおもしろいでよ!
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竹ちくわ
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