- 今回の紹介者
- 職業／ラジオDJ
岡 加依子
Kayoko Oka
香川県丸亀市出身。東京の養成学校で演劇を学び、結成した劇団で舞台俳優として活動。帰郷後、ラジオ好きな家族の勧めで、当時行われていたFM香川のラジオパーソナリティ募集企画に応募し、オーディションを経て見事合格。以来、親しみやすいキャラクターで名物パーソナリティのひとりとなる。FM香川の看板番組の他、地元の魅力を伝える番組では丸亀市・善通寺市を担当。様々な分野、年代の方を取材することが多く、その方が自然な形で話しやすい雰囲気をつくることを大切にしていて、明るいトークの中にもその心遣いが現れている。エンディングの合言葉は「じゃーまにー」。
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丸亀の塩飽諸島です。瀬戸内の島としての認知度は、高松港から行ける島ほどはないかもしれませんが、「のんびり度」「島っぽさ」は高松の島以上にあるんです。瀬戸内海の見え方も違って、本島からは瀬戸大橋が間近に見えます。季節限定になりますが、小手島という島には、一本の木に白とピンクの花が咲く源平桃を島中に植樹された方がいて、その源平桃越しに海が広がっている景色を見ると、本当に感動します。西側を向いている場所では海に沈む夕陽も見られるんですが、島で見る夕陽は特別感があります。観光ナイズされ過ぎていないので、行くなら今！だと思います。
三豊市の燧灘（ひうちなだ）で、海の上から見た夕陽です。仁尾町でアウトドアツアーをされているフリークラウドさんとは取材がご縁で仲良くさせていただいていて、夕陽が沈む時間に合わせてSUPで海に出る「サンセットSUPトリップ」というツアーに参加したんです。マジックアワーにSUPの上で見る夕陽は、船などから見るのとは目線が違って格別でした。
山で言うと、同じく三豊市の志保山からの景色です。登っていくとパラグライダーの基地があるんですが、そこから見下ろす父母ヶ浜はとてもきれいで、思わず歓声が上がるくらいです。登山道は地元の有志の方によって整備されていて、その方達が復元された、昔、蚕の保存に使われていた「風穴」も見ることができますよ。
丸亀市の酒亭うりさんは、素材にこだわった創作料理や色々なお酒が味わえます。丸亀駅からも近いので行きやすいですし、いつ行っても新しいメニューが楽しめて、居心地もとても良いお店です。酒亭うりさんがある商店街も、一つ一つが魅力的なお店が集まっていると思います。
高松市のとりかごさんは店舗の奥に醸造所があって、美味しいクラフトビールが飲めます。土日はお昼から開いているので、ビール好きの私は明るいうちから飲めるのが嬉しいです（笑）。移住して来られたご夫婦でお店をされていて、ビールの知識豊富なご主人とお話したりと1人でも行きやすい雰囲気です。各地のクラフトビールを巡る旅をされている方にもオススメのお店です。
飯山の桃です。私は出身が丸亀市の飯山なんですが、実家が桃を作っているんです。子供の頃は、夏になると井戸水で冷やした桃を毎日食べていました。飯山には桃農家さんが多いので、春には町いっぱいに濃いピンクの桃の花が咲いてファンシーな光景になります。全国的に見ると有名産地というわけではないですが、桃の町ならではかなと思います。
知る人ぞ知るスポットで、実はこれ以上人気にならないで欲しい（笑）と思っているのですが、まんのう町の塩入温泉のサウナです。サウナが好きであちこちに行くんですが、ここの温泉施設は露天風呂がない代わりにベランダスペースがあるんです。サウナに入った後の外気浴でベランダに出ると、目の前にすぐ森の緑が見えて、聞こえてくるのも近くの川のせせらぎの音くらいでとても静かなので、自然の中でボーッとしながら整えられます。
四国は、4県合わせても岩手県1つより少し大きいくらいということを聞いてびっくりしたことがあるんですが、その小ささながら、それぞれに違う文化や見たことがない絶景がありつつ、川で遊ぶ子供達の姿や、昔話に出てくるようなおにぎり型の山など、旅先でホッとできる懐かしい風景も楽しめます。都会の方や、地方の方にとっても第2の「心のふるさと」的な気持ちになってもらえる場所なのかなと思います。
四国の旅のお供に、ラジオをぜひ！私の声も聴けます！（笑）
製造元：白栄堂
